漢数寺

動画の解説とか書きます

今日は昨日と違う色の雨が降る

 おはようございます。寺崎です。

 


 新しい三峰のカードが来ましたね。kaleidscope-pinballってやつ。

 



www.youtube.com

 

 

 これの話をしようという記事です。これの話っていうか、これでようやく終わった話を。

 


 基本的にぼくはシャニマスのコミュの解釈の話を残したくない人間です。読んだ人が読んだままに思った物が正解だし、何も思わなかったのならそれはそれでアリだと思う。

 だからぼくはアイドルのコミュを読んで、何か考察めいた物を話すにしても、すぐ流れて行ってしまうTwitterとか、Discordの通話とか、そういうところでしかしなかったし、しないつもり……だったんだけど。

 


 今回は特別。話してる内容が内容だったから。

 


 ポツポツ書きます。ちなみに、今回の話は声優の変更の件に触れます。つまりメタな話なわけで、三峰結華ってキャラクターを読み解くにあたって何の意味も無い話だと言うわけです。感傷でしかないかも。

 

 

 

 前置き終わり。こっから本題。

 

 

 

 今回のカードのコミュは全体的に「当たり前にあると思っていた物が無くなってしまう/変わってしまう」「それが当たり前である幸せを嚙み締めつつも、そこに留まらず次へ進んでいく」という話をしていたなと思います。

 一つ目の『ひらひらノスタルジー』はプロデューサーと三峰の思い出のお店が無くなってしまった話。

 二つ目の『多面リバース』はもし自分がアイドルじゃなかったらどんな未来を進んでいたんだろう?と夢想しつつ、アイドルである事が当たり前になってしまったんだと自覚する話。

 三つ目の『しあわせになれたら』は、三峰がプロデューサーがいなくなってしまうかも……と勘違いして、てんやわんやする話。

 四つ目の『幸運が当たり前の幸運』は……これ本当にタイトル通りの話でしたね。次がある事が当たり前と思える幸福の話。

 最後の『先の話②』これもタイトル通りで、思い出のお店が無くなってしまった二人が、また新しいお店を見つけて、そのお店に一緒に行こうと約束をして終わる話。

 

 

 ざっくりと言えばそんな感じでした。三峰は結構……自分の内側の話をする女の子というか、自問自答が多いタイプだし、読み終えて「すげえ、こんな話が出てくるのか!」みたいな、そういう目新しさみたいなものは感じなかったです。

 いやそもそもぼくは最初から「三峰ってこういう娘だよな/こういう話を描かれるよな」というイメージが結構強かったし、実際三峰はそういう娘だったので、目新しさなんて感じた事は無いんですけれども。≠とか全然想定内だった。

 

 

 個人的に、今回のコミュを読んで感じたのは……そう、上でも書いたんですけど、「声優の交代に対する運営からのメッセージの締め括りっぽいなー」だったんですよね。

 

 というのも、今この瞬間シャニマスを始めたって人でも無い限りご存知かとは思うんですけど、去年の10月くらいに成海さんが体調を崩されて、そのまま12月に芸能界を引退して、その引継ぎとして希水さんが三峰の声優さんになったじゃないですか。

 希水さんの声がゲームの中で聞けるようになったのは今年の4月からだけど、その前の時点でも三峰はゲームの中に普通にいたし、カードやコミュに出たりしていました。

 

 

 三峰自身のカードとして、P-SRの【Hakoni□a】とか、S-SSRの【ヒトトキ/トワ】と【心に住む人】が出ていたし、もっというなら12月には『感光注意報』ってイベントだってありました。【ヒトトキ/トワ】なんてそれの報酬カードですしね。

 

 具体的にこのカードはこういう話で……みたいなのを書き始めるとまあ正直キリがないので書かないんですけど、全編通してうっすらと「時間は流れていくし、変わってしまう物だってあるけど、同じように変わらない物だってあるし、変わってしまった物は、価値が無くなったから変わってしまったわけじゃないんだよ」みたいな、そういう意図が籠められているように感じていました。

 

 

 変わってしまう物、まあ声ですよね。声優。

 

 

 感光注意報とか、本来クリスマスイベントをやっていたであろう時期に急にスパっと混ざったので結構びっくりでした。文章量明らかに普段より少なかったのも含めて、まあそこらへんの都合で挟まったんだろうな……とか妄想出来ちゃえるくらい。

 

 三峰を好きでいてくれたPたん達への(いやPたんはこの世界にぼくしかいない筈なんですけど)「別に心配しなくても、三峰は三峰だからね、心配しないで一緒にこれからも歩いてね」というメッセージ。

 

 そういう感じ。

 

 

 勿論こんなのは全部嘘というかぼくの妄想で、未だに三峰が脳内で喋る時成海さんの声の方がパッと再生されたりするやつが勝手に言ってるだけの話でしかないのはそうなんですけどね。

 上にも書きましたけど、三峰がそういうお話をする事に対して違和感みたいなのは別に無いですし。あいつそういう事でうじうじしたりするタイプの手のかかる女ですよ。可愛いなあ。

 

 

 それこそ、【Hakoni□a】はギリ成海さんの声が入っているカードなのでちょっと微妙に意味合いがズレるかもしれないですし。でもこれのトゥルーの『雨、リバイバル』とか、三峰との出会いをもう一度なぞる話だったので凄かったです。タイミングが。本当に。

 

 

 

 なんだか話がとっ散らかって来たんでここいらで〆るんですけど、気にしない人は別に気にせず三峰を愛したらいいし、ぼくを含め、少し気にしてしまう人は、ここらでそろそろ気持ちを切り替えて、文字通り先を見据えて頑張って行かなきゃいけないよなーと思ったのでした。

 

 

 三峰もこう言ってんだしね。