漢数寺

動画の解説とか書きます

さらばブロマガ

おはようございます。寺崎です。

 

 

このブログは、ニコニコ動画のブロマガ(https://ch.nicovideo.jp/terasaki99)が今年の10月だかに終わるという事で、そこに書いていた自作動画の解説等を書くために作りました。記事の移転もするつもりなので、ずらっと昔の記事が並びますが、悪しからず。

 

 

動画に限らず、作品なんて見た物が正義というか、後書きめいた物を見なくてもその全容が理解出来る方がスマートというか……そういう硬派な物に憧れる気持ちは正直あるし、ブロマガが無くなるんだったらそれを機に「あなたが見た物が全てですよ」とかかっこよく言えちゃったら良かったんですけど、ぼくは全くそういう人間じゃないので、やっぱこういう場所が必要なんですよね。

 

 

それこそ、8/14には双星演舞って言う大きな企画にも参加しましたからね。そこであった事とか色々書きたいので……というか、動画の企画でHPが作られるって相当な話ですよ。

 

 

Twitterがあるし、本当のブログみたいに日常の話がどうとか、そういうことを書く気は無いので、更新頻度はあまり高くないと思いますが、どうぞよろしくおねがいします。

 

 

8月の一行日記と読書感想文 #フォロワー夏休みの宿題したよ

 こんにちは。

 フォロワーの超犬さんが「夏休みの宿題やりませんか?」と言っていたのでやりました。

 

 ぼくがやったのは一行日記と読書感想文。

 読書感想文、本当は伴名練の『なめらかな世界と、その敵』について書こうとしていたんですけれど(買って途中読みになってたから)、本が見つからず断念して違う本読みました。この記事を読んでいる段階で見つけられているから、感想文とか関係無しにその内読むかも。

 

 ではまず、一行日記から。

 

 学年:9年9組(留年)

 書いた人:てらさき つくも

 目標『夜、自炊する』

 

 

 8/1 晴れ ×
 デカい塩まぜそばをたべた、おいしかった。まぜそばは塩味が一番おいしいと思う。 

 

 8/2 晴れ 〇
 

www.instagram.com


 これガチでよかった 


 8/3 雨ときどき晴れ 〇
 NIKKEとかいうゲームで推しが常軌を逸したスケベ水着で出て来た 夢? 

 

 8/4 晴れ 〇
 ピクミンが面白すぎる。これだけしていたらいいのかもしれない、人生

 

 8/5 晴れ〇
 31でポケモンのステッカーを貰えることを知り、カビゴンペロッパフがほしすぎるので行きたいと思ったけど、ダイエット中だった。悲しい。


 8/6 晴れ 〇
 ポケモンスリープを始めた。ぐっすり寝すぎてて面白いけど、これエアウィーヴとかいう硬い寝具の影響なだけじゃないか? 


 8/7 晴れときどき雨 〇
 週末の事が気になってそわそわしている一日だった。長期休暇楽しみだな。 


 8/8 晴れときどき雨 〇
 ファミチキがデカすぎて嬉しい。大体40%増量、という言葉の大体の場所に思う所がある。

 

 8/9 晴れ?〇
 暑さに慣れたのか、最近はかなりマシになってきたような気がする。体壊れた?

 

 8/10 晴れ 〇
 レジェンドアルセウスを始めた。ヒノアラシのかがりとヒスイ地方で生きて行く


 8/11 晴れ◯
 今日から夏休み、楽しみまくるぜ。明日の大阪旅行が今から楽しみ


 8/12 晴れ×
 夜行バスで大阪行ったら睡眠時間2時間で笑っちゃった。試しに夜行バスの中でポケモンスリープつけてたけど終わりの睡眠が測定出来ててウケ。

 8/13 晴れ×
 彼女と父親と回転寿司に行った。長いアナゴが超美味しかった。彼女を親に会わせるのはそんなに緊張しなかった。前日に彼女の一家全員とお酒を飲むイベントが突然挟まったからかもしれない。

 

 8/14 晴れのち雨×
 ペンギンカフェに行った。パスタでオムそばとかいうメニューが美味しかった。それオムパスタとは違うの?とは思った。 


 8/15 スーパー台風 ×
 水着メリュジーヌ呼符で引いて神。最近ガチャ運が良すぎるのは職場関係の急速な悪化と何か関係がある気がしてならない。


 8/16 晴れ ×
 ネコと和解した。ネコって完璧な肉食の哺乳類らしい。キティちゃんもやっぱイチゴとかリンゴとはビジネスライクな関係なのかも。


 8/17 晴れ ×
 友達とガンダムしてたんだけど自分が下手過ぎて嫌になった。ぼくはまだこのゲームにマジになれるんだなと思った。 


 8/18 晴れ 〇
 ポケモンバンクを経由して過去作のポケモンを連れてきた。ファイアレッドで貰ったデオキシスとかいてビビる。ハドウミュウもいて、気分は同窓会だった。 


 8/19 晴れ〇
 お盆の終わりを思いながら家事をした。寂しいななんか。夏はとっとと終わってほしいが。

 8/20 晴れ〇
 明日から6連勤なので、乗り越えるためのカレーを作った。今日含めて3日で無くなるから連勤は乗り越えられないけどな。


 8/21 晴れ〇
 暑すぎて労働中死が見えた。死が見えたからなのか、ホラー映画とか見たくなった。


 8/22 晴れ〇
 今週は土曜日まで仕事があるのでカスだと思う。嫌な気分であった。

 8/23 雨とか×
 アーマードコア、みんな買うんだろうなー。ぼくも闘争を求めてえけどなあ。揺れている。

 8/24 雨とか×
 ヒスイヌメルゴンを愛している、良い子過ぎるので。SVでも使ってあげたいがなんだかんだ使わない枠な気もする。pt構築で最終的に外れる枠って言うか……。

 8/25 晴れとか×
 水着オベロンの「見せてやろう、光無き、紅の空を……!」って台詞がかっこよすぎて羨ましい。

 8/26 晴れとか×
 土曜出勤という悪。でもオベロン引けたからいいもんね。夜は皆でポリスストーリー見た。懐かしい気持ちになった。 この手のアクション映画は父親が大好きで昔よく見てたので。


 8/27 晴れ 〇
 マリオカートを皆でした。滅茶滅茶罵ったり罵られたりしたけどまだ上を目指せる。ゲーセンよりかは治安がよかったので

 

 8/28 晴れ〇
 今日もちまちまマリオカートをした。アルセウスの図鑑埋めから逃げるためだし、カロンが可愛いから 


 8/29 晴れ〇
 昨日今日と二日連続で彼女とSwitchのファミコンのゲームをして遊んでいた。彼女はVALOをやっていないから、明日以降のVALOの更新にはついてこれない故に、今のうちに遊びまくろうというアレである。 


 8/30 晴れ×
 VALORANTの新actが来た。最近VALOをやる頻度が落ちている(ガンダムもやりたいし彼女とゲームもしたいので)けど、今期はもうちょっと頑張りたいなあ。 


 8/31 曇り×
 スーパーに行ったら品物整理で閉まってたので終わり。セブンイレブンで鯖の塩焼き(レンジで1分チンしたら食べれる奴)を買った。これ、セブンイレブン最強の食べ物だと思う。

 

 以上。こうやって見るとゲームばっかしてるなぼく。 #フォロワー一行日記つけたよ

 

 こっから読書感想文、画像4枚貼ります。

 読んだのは能登崇の『ない本、あります』。上にも書いた通り、読みたかった本を見つけられなかったので家に転がってるまだ読んでない本からこれを選びました。

 

 一応文字書きなので文字を書く事自体は簡単だけれど、作文の作法文法マナールールに関しては完璧に忘れてたのでなんかおかしい部分もあるかもしれない。許してくれ。

 


 #フォロワー読書感想文かいたよ

  ぼくからは以上です。

 

明日の為の碑。(CUE! 4thParty、或いはCUE!というコンテンツの話。)

 こんにちは。寺崎です。

 今回の記事は、2022/11/19に行われたCUE! 4th Party Forever Friendsの話、そしてそのライブをもって活動を休止したCUE!というコンテンツについての話をしていこうという物です。名前の通り。

 

 ぼくはライブの演出やら構造やら作りに対しての知識を有している人間ではないし、CUE!というコンテンツの全てをしゃぶり尽くせた人間でもないから、ここで書いた話は全てぼくがそう思った、という話でしか無いのであしからず。何の裏付けも根拠もありません。あるのはただの感情と感傷、思い込みやお気持ち。

 

 一曲目のあれがどうとか二曲目のこれがどうとか、そういう話もあまりしないつもりでいます。してもしょうがないとは言わないですけど、キリがないですからね。それこそそんなの、ライブのBDとか見ればわかる話のような気もするし。

 

 そして何より大切な事として、この記事を読んでいるあなたがあのライブを、或いはあのコンテンツを見て触れて、思ったり感じたりした何かを否定する為の記事ではありませんと予め明記させていただきます。あなたの考えがあなたにとって正しいよ。ぼくの考えがぼくにとって正しい様に。

 

 CUEの事を知らない人がこの記事を読む事は多分無いとは思うんですけれど、もし知らない人が読んでいるのであれば、どうぞ「なんだかポエムっぽい事を言っているなあ」とか思っていてください。

 今からあの世界に触れる事をオススメはしません。確かにぼくはCUEに触れられて楽しかったし、何一つ悔いはないけれど、でもやっぱり、今となってはもう茨の道でしょうから。

 

 以上、前置き終わり。

 

 

 あのライブを見ていたあなたは一体、何者だったのでしょうか。それはわからないけれど、少なくともぼくは自分の事をマネージャーと思って見ていました。それも大真面目に。

 あの手の二次元のアイドルコンテンツを(彼女たちは厳密には声優なのだけれど、その指摘は揚げ足取りと言う物でしょう)見る上で、自分が一体何者で、どういう視点なのかというのは一つの命題というか……避けては通れないポイントであるような気がします。

 それは例えばプロデューサーだったり、支配人だったり、トレーナーだったり、マネージャーだったりとか、名前は色々。

 

 まあそれ以外にも、それこそ、カップリングを愛でたいとか、お話を読み進めていきたいだけとか、そういう視点でコンテンツにのめり込む人もいるだろうし、それは別になんら間違いではないと思うけれど。

 

 少なくともぼくはあの世界に自分が(或いは、自分の分身とでも呼ぶべき存在が)いると大真面目に解釈していたし、だからこそ、あのライブを見て、「活動を休止するのはAiRBLUEのメンバーだけじゃないよな、マネージャーとしてのぼくもここで一つ区切りが来てしまうんだよな」とか思っていました。

 

 確かに、AiRBLUEのメンバーが死んだり、消えてしまうわけではないでしょう。CUEというコンテンツの展開が終わって、(恐らく)もう更新される事の無い記録と、色あせて行くばかりの記憶の中でさえ、眩く彼女達は輝き続けるし、時に誰かの人生を照らしたり、心の支えになったりしていくのだと思います。でも、新しく物語が紡がれていく事は多分もう無くて。

 

 だからこそ、あの日、ぼくは泣きたくないなと思いながらライブを見に行ったし、実際泣かなかった。泣いたからダメ、泣かなかったから偉いなんてそんなワケは絶対にないんだけれど、それでもぼくは泣きたくなかった。

 

 泣いて、感情が高ぶって、彼女達の姿、或いはパフォーマンスを、ほんの一瞬でも見逃してしまうのが本当に嫌だったからです。

 

 そこには多分マネージャーとしての自覚や意地というのもありました。ぼくは宮路まほろと遠見鳴の担当マネージャーを名乗っている人間なのですが、頭の中にいるまほろや鳴に、泣いている姿を見せたくないとか、本気で思っていたんですよね。

 

 例えばぼくが泣いている姿を見た時、まほろだったら、涙を堪えながら「なんであんたが泣いてるのさ」って言うのかなとか、鳴だったら「そんなに泣くんですね、別にこれで会えなくなるわけでも無いのに」とか不思議そうに言うのかなとか……実際、彼女達にどんな言葉を掛けられて、それに対して自分がどう言葉を返すのかってもう、推測でしか無いんですけれど、それでもぼくはそういう時に意地を張りたいと思う人間だったから。

 

 「泣いてないよ、泣くわけ無いだろ。ぼくはお前らのマネージャーなんだから、ちゃんと見届けたに決まってるだろ」って言いたいよなあって思ってライブ会場に行ったのを今でも覚えています。

 

 それとは別に、半ば冷静な頭で、ミライキャンバスとかカレイドスコープ来たら耐え切れないような気がするし、それで泣いちゃったらそれはそれまでかなとも考えていたし、一曲一曲噛み締めながら聞いていく内に、ああもう無理だな、泣いちゃいそうだな、終わってほしくないなとか思いつつライブは過ぎて行って、終盤の花組の朗読パートの後のOur Songを聞いた時に、「ああ、このライブって悲しんだり惜しんだりする為の物でなく、楽しむ為にあるんだなあ」って実感が湧いてきたのもしっかりと覚えています。

 

永遠なんて無いんだからこそ、今この瞬間を、というような話を繰り返してきたコンテンツの最後のライブで 朗読パートで散々思い出を振り返ったりした後に出てくるのが「昨日の事なんて忘れちゃって」とか「永遠に続く皆の歌を」とか、そういう事を謳う曲なんですよ、そりゃ涙も引っ込むって物でしょう。

 

 きっとあの時、誰もがもうすぐこのライブが、CUEが終わってしまうんだって(薄々でも)自覚して、惜しんでいたと思うし、そしてそうでありながら、でも大丈夫だよ、永遠なんだよと歌う、空元気にさえ思える彼女達の叫びを聞いて、めそめそ泣いてなんかいられない、楽しみ尽くさなくちゃ駄目だって自分を奮い立たせたし、だからこそ、カレイドスコープもRoad to Foreverも泣かないでいられたとぼくは思っている。

 

 そういう意味では、今回のライブの個人的なMVPはあのOur Songだったなって。あの瞬間、ぼくはマネージャーに戻れたと思うから。

 

 色々寂しかったり、悲しかったり、惜しんだりもしたけれど。何より、本当に、とてもとても、楽しいライブだったとぼくは胸を張って言えます。本当に最高のライブだったと。

 

 

 

 そしてもう一つ思う事があって。これはもうライブの話とは違う、CUEというコンテンツに対する向き合い方の話というか、いずれ消えて行ってしまうかもしれない感情についての話なんですけれど。

 

 アフタートークだったり、SNSだったりで演者さんが「どうか忘れないであげてください」って言っていた事を覚えています。同じように、マネージャーさん達(アイマス的な言い方をするなら『同僚さん』とかでしょうか)が「忘れないからね」と言っているのを沢山見ました。実際、ぼくだって忘れたくないし、ずっと覚えていたいと思っているけれど。

 現実的な問題として、そうもいかないよなあと思っている自分もいます。何故ならぼくたちだって生きていて、きっとこれから色々な面白い物や熱中できるものに出会って行くと思うし、歳を取れば記憶も衰えて行くでしょう。ぼく自身、今まで生きてきて、子供の頃は大好きだったけれど、なんでこんなに好きだったんだろう?と思う事だって現に何度もありました(これは敢えて悪い捉え方をしているだけで、良く言えば当たり前すぎて気に留めなくなった、謂わば血肉になったのだ、とも言い表せるのかもしれないですね)。

 

 CUE!は例外だよ!と言いたい気持ちが、今のぼくにはあります。でも未来のぼくにとってもそうかって、わからないんですよ。残酷だけど。

 

 だから今こうして、ぼくは記事という形で、自分の思いや感情を残しています。

 

 きっと忘れてしまうと思う。それは避けられないだろうと諦めている自分がいる。だから、何度でも思い出せるように、こうやって、記録に残している。記憶からいずれ零れてしまった思いや感情を、また拾い直せるようにするために。

 

 きっと未来のぼくがこの記事を見たら、「昔のぼくは、よくもまあこんなポエミーな事を恥ずかしげもなく書いたもんだなあ」とか能天気に思うのかもしれません。でも、今のぼくからしたら、このCUE!ってコンテンツは、そこまでする価値のある物だったんだよって残しておくためにこの記事がある。敢えて気取って、かっこつけた言い回しをしている。そこまでする価値があったんだと刻み込むための碑として、ぼくはこの記事を書いたんだ。

 

 

 お前らの事、忘れてやんねーからな。仮に忘れたとしても、絶対思い出してやるからな。

 

 

 それにまだ厳密に終わった訳じゃなくて。12月にはCUE&Aのスペシャルがあるし、個人的に宮路まほろと遠見鳴がどういう人物で、どういう風に進んでいくのかについて、書いておきたい話があるから、それが終わるまではしっかりと頭に刻み付けて行くつもりでいます。

 

 

 

 

 ……こんな風に散々、現実的な視点を急に持ち出したり、露悪的な事を言ってみたり、かっこつけたりしたけれど、それでもやっぱり、いつかどこかで、また、AiRBLUEのメンバーと、何かしらの形で会えるのを期待している自分もやっぱりいるんだよな。

 そう簡単に、割り切ったりは出来ないんだなと思い知らされる感じ。

 

 またいつかここで、未来の話が出来る事を夢見ながら、今日も明日も、生きて行こうと思います。

 

 また明日。

【R@ndom_Scout_vol5】に参加したよという話

 こんにちは。寺崎です。

 

 

 

 阿羅他さん主催のR@ndom_Scout_vol5に参加したので、それについて色々書く回です。今回。

 

www.nicovideo.jp

 

 

 ぼくのところには万事屋れぐるすさんhttps://www.nicovideo.jp/user/25667036という方から望月聖ちゃんが来てくれました。

 

 

 望月聖ちゃん、中々縁が無くて事前情報ほぼゼロでした。14歳にしては結構スタイルがいいとか、それくらいの事しか知らない段階からのスタート。ランスカはあくまでも「借り受け先の方のアイドルをプロデュースする」という企画なので、事前情報は別に必要じゃないんですけれども。

(2022/6/27追記 聖ちゃん、13歳でした!!!! 本当にごめんなさい )

 

 れぐるすさんの聖ちゃんを掴むにあたって、れぐるすさんに「れぐるすさん的に、これは大きいな~ってコミュとかカードって何ですか?」と尋ねたところ、「モバマスのイベントの『ディアリースターナイト』や、【福鬼のこころ】や【まばゆい記憶】【はばたく願い】辺りが大きいです」との回答を頂きました。

 あと、れぐるすさんなりの聖ちゃんへのアンサーとしてSong for you【望月聖】 - ニコニコ動画という動画がありますよーという話も。

 

 

 ……今回、ぼくは望月聖ちゃんの情報をそれ以外全く調べていません。デレステのメモリアルコミュとかすら読んでない。調べすぎるとれぐるすさんの聖ちゃんじゃなくて、ぼくの聖ちゃんになってしまいかねない。あくまでも、れぐるすさんの聖ちゃんをぼくのところに連れてきて……という形じゃないといけないわけです。

 

 

 【福鬼のこころ】や【まばゆい記憶】【羽ばたく願い】を読んだ感じの印象としては「ああ、この子は昔寂しかった子」なのかなとかそれくらいの認識で、だからこそPの事を強く信頼しているんだろうなって。

 

 個人的に引っかかったのがディアリースターナイトでした。このイベントってざっくりと言えばクリスマスにライブをする話で、親子の絆みたいなものがテーマとしてあったと思うんですけど、イベントのEDで出演したアイドルの皆が母親の元へ帰って行く中、聖ちゃんだけその描写がないんですよね。

 

 聖ちゃんが「世界中の女の子が……笑って、歌い続けられますように」って祈って終わるんですよ。最初読んだ時普通に怖くてビビっちゃった。聖ちゃんの帰る場所って無いのか?って。

 

 そしてれぐるすさんのアンサーの動画を見て、「ああ、この子は沢山の人に祝福されて、愛されてるんだなあ」とも思いました。そもそも合作なのもそうだし、コメントに「愛のある動画だった」みたいなのもあったから。

 

 

 それらを諸々ひっくるめて考えた時、「聖ちゃんってこのまま行ったら神様にでもなれてしまうんじゃないか?」と思ったわけです。愛と祝福を受けて、祈り続けるってそれはもう、聖人か何かだよ。聖ちゃんだから聖人ってか。やかましい。

 

 

 あくまでぼくの解釈ですけど、プロデューサーにとってアイドルは人間じゃないといけないと思っています。お客さんにとってアイドルが神様だろうとなんだろうといいんですけど、プロデューサーだけはアイドルの事を人間だと思ってなくちゃいけないと。

 

 

 なので、聖ちゃんを人間に戻そうと思ったわけです。それが今回の動画の一番大きいコンセプト。

 ちなみに聖ちゃんが本当にそういう風に神様になるのがれぐるすさんの聖ちゃんなのかはわかりません。確認なんか取ってないし、もしかしたらぼくが読んでないコミュとかにそこらへんに対するアンサーがあるのかもしれないし、それの対策もれぐるすさんの中にあるのかもしれない。あくまでも”ぼくが読み取ったれぐるすさんの聖ちゃん”の話です。

 

 

 

 1番のサビで滅茶滅茶眩しく感じるくらい光を炊いて聖ちゃんが見えなくなっているのとか、祝福や祈りの先に人間の域を超えてしまった……みたいなイメージで編集していました。神々しい(物理)みたいな感じ。

 

 逆にラスサビでシーンチェンジ以外でエフェクトを全くかけていないのは、人間の域に戻って来たイメージで編集しています。最後に聖ちゃんの写真を眺めて終わるのもそうで、ぼくは聖ちゃんが人間として生きていることを実体として持っているから、もしまた聖ちゃんが超えてしまいそうになった時は、ぼくは彼女に手を伸ばせるわけです。

 

 

 

 ……余談ですが、ぼくの好きなアニメに、機動戦士ガンダムUCってアニメがあります。このアニメは最終的に人間の可能性や感情の高まりの行きつく先に奇跡を起こして人間の域を超えてしまった主人公を、ライバルが「お前にはまだ、この世界でやるべきことがある筈だろう!?」と追いかけて仲間たちの元に連れ帰って完結するんですが、今回の動画のイメージはここからきています。”虹の彼方”も”帰還”もガンダムUCの最終回のタイトルですからね(OVA版の最終回が”虹の彼方に”で、TVアニメ版の最終回が”帰還”)

 

 今回の動画のカラーリングに緑がやたら多いのも、ガンダムにおける人間の感情の光が緑色で表現される事が多いからです。なんでアイマスの動画にガンダムの話が混ざるんですか? ぼくがガンダム好きだからですね。寺崎Pとかいう奴が悪い。

 

 

 聖ちゃんを人間に戻すにあたって、聖ちゃんの缶バッジとかを持ち歩いて生活をして、その中で撮影した写真を動画の中に落とし込もうとか思っていたんですが、結局使わなかったですね。まあそういう事もあるか。少なくともそうやって、アイドルではないくだらない日常の思い出とかがあれば、きっと聖ちゃんは人間のままでいられるでしょうし。

 

 

 聖ちゃんのこれからに期待しています。あなたが人間のまま、輝けますように。

今日は昨日と違う色の雨が降る

 おはようございます。寺崎です。

 


 新しい三峰のカードが来ましたね。kaleidscope-pinballってやつ。

 



www.youtube.com

 

 

 これの話をしようという記事です。これの話っていうか、これでようやく終わった話を。

 


 基本的にぼくはシャニマスのコミュの解釈の話を残したくない人間です。読んだ人が読んだままに思った物が正解だし、何も思わなかったのならそれはそれでアリだと思う。

 だからぼくはアイドルのコミュを読んで、何か考察めいた物を話すにしても、すぐ流れて行ってしまうTwitterとか、Discordの通話とか、そういうところでしかしなかったし、しないつもり……だったんだけど。

 


 今回は特別。話してる内容が内容だったから。

 


 ポツポツ書きます。ちなみに、今回の話は声優の変更の件に触れます。つまりメタな話なわけで、三峰結華ってキャラクターを読み解くにあたって何の意味も無い話だと言うわけです。感傷でしかないかも。

 

 

 

 前置き終わり。こっから本題。

 

 

 

 今回のカードのコミュは全体的に「当たり前にあると思っていた物が無くなってしまう/変わってしまう」「それが当たり前である幸せを嚙み締めつつも、そこに留まらず次へ進んでいく」という話をしていたなと思います。

 一つ目の『ひらひらノスタルジー』はプロデューサーと三峰の思い出のお店が無くなってしまった話。

 二つ目の『多面リバース』はもし自分がアイドルじゃなかったらどんな未来を進んでいたんだろう?と夢想しつつ、アイドルである事が当たり前になってしまったんだと自覚する話。

 三つ目の『しあわせになれたら』は、三峰がプロデューサーがいなくなってしまうかも……と勘違いして、てんやわんやする話。

 四つ目の『幸運が当たり前の幸運』は……これ本当にタイトル通りの話でしたね。次がある事が当たり前と思える幸福の話。

 最後の『先の話②』これもタイトル通りで、思い出のお店が無くなってしまった二人が、また新しいお店を見つけて、そのお店に一緒に行こうと約束をして終わる話。

 

 

 ざっくりと言えばそんな感じでした。三峰は結構……自分の内側の話をする女の子というか、自問自答が多いタイプだし、読み終えて「すげえ、こんな話が出てくるのか!」みたいな、そういう目新しさみたいなものは感じなかったです。

 いやそもそもぼくは最初から「三峰ってこういう娘だよな/こういう話を描かれるよな」というイメージが結構強かったし、実際三峰はそういう娘だったので、目新しさなんて感じた事は無いんですけれども。≠とか全然想定内だった。

 

 

 個人的に、今回のコミュを読んで感じたのは……そう、上でも書いたんですけど、「声優の交代に対する運営からのメッセージの締め括りっぽいなー」だったんですよね。

 

 というのも、今この瞬間シャニマスを始めたって人でも無い限りご存知かとは思うんですけど、去年の10月くらいに成海さんが体調を崩されて、そのまま12月に芸能界を引退して、その引継ぎとして希水さんが三峰の声優さんになったじゃないですか。

 希水さんの声がゲームの中で聞けるようになったのは今年の4月からだけど、その前の時点でも三峰はゲームの中に普通にいたし、カードやコミュに出たりしていました。

 

 

 三峰自身のカードとして、P-SRの【Hakoni□a】とか、S-SSRの【ヒトトキ/トワ】と【心に住む人】が出ていたし、もっというなら12月には『感光注意報』ってイベントだってありました。【ヒトトキ/トワ】なんてそれの報酬カードですしね。

 

 具体的にこのカードはこういう話で……みたいなのを書き始めるとまあ正直キリがないので書かないんですけど、全編通してうっすらと「時間は流れていくし、変わってしまう物だってあるけど、同じように変わらない物だってあるし、変わってしまった物は、価値が無くなったから変わってしまったわけじゃないんだよ」みたいな、そういう意図が籠められているように感じていました。

 

 

 変わってしまう物、まあ声ですよね。声優。

 

 

 感光注意報とか、本来クリスマスイベントをやっていたであろう時期に急にスパっと混ざったので結構びっくりでした。文章量明らかに普段より少なかったのも含めて、まあそこらへんの都合で挟まったんだろうな……とか妄想出来ちゃえるくらい。

 

 三峰を好きでいてくれたPたん達への(いやPたんはこの世界にぼくしかいない筈なんですけど)「別に心配しなくても、三峰は三峰だからね、心配しないで一緒にこれからも歩いてね」というメッセージ。

 

 そういう感じ。

 

 

 勿論こんなのは全部嘘というかぼくの妄想で、未だに三峰が脳内で喋る時成海さんの声の方がパッと再生されたりするやつが勝手に言ってるだけの話でしかないのはそうなんですけどね。

 上にも書きましたけど、三峰がそういうお話をする事に対して違和感みたいなのは別に無いですし。あいつそういう事でうじうじしたりするタイプの手のかかる女ですよ。可愛いなあ。

 

 

 それこそ、【Hakoni□a】はギリ成海さんの声が入っているカードなのでちょっと微妙に意味合いがズレるかもしれないですし。でもこれのトゥルーの『雨、リバイバル』とか、三峰との出会いをもう一度なぞる話だったので凄かったです。タイミングが。本当に。

 

 

 

 なんだか話がとっ散らかって来たんでここいらで〆るんですけど、気にしない人は別に気にせず三峰を愛したらいいし、ぼくを含め、少し気にしてしまう人は、ここらでそろそろ気持ちを切り替えて、文字通り先を見据えて頑張って行かなきゃいけないよなーと思ったのでした。

 

 

 三峰もこう言ってんだしね。

カクサバあとがき

 こんにちは。寺崎Pです。

 

 今回の記事は双星演舞の7つの企画の内の1つ、KAKU-tail VS MSC ~令和の陣~に参加した時のあとがきです。

 


 そもそも双星演舞って何?とかそういうのはまあ、HPを見てくださればいいかと思います。

souseienbu.wp.xdomain.jp

 結果だけ先に書くと、ぼくはハバネロ一門次鋒として出陣して、光のメカPさんと阿羅他さんと戦って、負けちゃいました。悔しいね。

 

 

ちなみに投稿した動画はこちら。

 

www.nicovideo.jp

 

 ……書く事が多いので、順を追っていこうと思います。

 

・参加した経緯
・提出したお題、アイドル
・動画を作る上で気を付けた事とか
・まとめ

 

 

・参加した経緯

 去年の12月頃、ファミエリさんからDMでお誘い頂いたのがきっかけでした。以下、DMでのやりとり。ファミエリさんの発言は意訳です。

 

ファミエリさん「ハバネロ一門としてシャニマスの動画を作ってくれませんか?」

 

ぼく「誘ってもらえてとっても嬉しいですけれど、ぼくハバネロ一門枠でいいんですかね?ハバネロさんはぼくが同じチームに入るかもしれないって知ってるんですかね……?」

 

ファミエリさん「ハバネロさんから『破門された寺崎さんがハバネロ一門で出たら面白くね?』みたいな事言われたので依頼しました」

 

ぼく「なるほどなるほど……了解です!それなら僕としても断る理由はないです。是非ともやらせてください!」

 

 みたいなやりとりがあって、言ってもまあファミエリさんのリップサービスと言うか、破門されてる(いや入門してないんだけど???)ぼくを気遣ってくれてるんだろうな……とか当初は思ってたんですけど、実際企画に参加してDiscordのテキチャ遡ったら本当にその通りだったし、ハバネロさんの『この人勧誘したいリスト』も覗いたら普通に『まずこの人達に声かけよう』枠に自分がいて、理由もまんまファミエリさんから聞いた通りだったのでぼくは「あの人マジでさあ!!!!」と叫んだ。

 

 

 通話で叫んでたのでぼくのその叫びを聞いてた人もいるかと思います。双星演舞の主催さんとか。

 


・提出したお題、アイドル

 

 提出したお題は【戯】でアイドルは【黛冬優子】でした。

 

 お題の【戯】は最初【戯言】にするつもりでした。ぼくの中でバイブルと化している小説のシリーズ【戯言シリーズ】から取ろうとした……のですが、ぼくが戯言シリーズを大好きな事は結構身内周りにバレているので、予想をズラしたいという気持ちから【戯】だけになりました。

 

 

 後日主催者に出会って雑談してた時、「もっと奇抜なお題出ると思ったけどなー」とか言われて【宇宙怪獣】とか【ナパーム弾】にしたらよかったとすら思った。いやでもこのお題、アイドルと違って自分にも回ってくる可能性を考えるとあんま変なお題は出せない……というかぶっちゃけ自分に回って来てほしいお題選んだんですよねぼくは。

 

 ちなみに【戯】が自分に回って来てたら上記した戯言シリーズのアニメの曲でMAD作るつもりでした……が、まあ果穂とはちょっと合わないよなあ。その場合はどうしてただろう?わかんないや。

 

 冬優子を選んだ理由はもっと簡潔で、ぼくが冬優子の動画作りたくなかったからです。

 

 自分が出したお題は自分に返ってくる可能性があったけど、自分が出したアイドルは絶対に回ってこないので(運営に確認した)安心して第一希望から冬優子、あさひ、甘奈を選択しました。あさひと甘奈の順番はちょっと詳しく覚えてないですけれど。

 

 別に冬優子もあさひも甘奈も普通に大好きなアイドルなんですけど、個人的にこの三人で二次創作はしたくない……というか自分がやりたい事とか考えた時、この三人来たら困るなあという感じだったので選出しました。ぼくにもアイドルへの誠意とかあるんですよ。

 

 あとはもし誰かが三峰とか円香を出してた場合、自分がそれを引きたかったので出すわけには行かなかったというのもあります。結果として三峰は誰も出して無かったので、ぼくが出せばよかったな……とちょっと後悔する気持ちがないでもないですね。まあ贅沢な悩みだと思いますけれど。

 


・ボツ案の話とか、動画を作る上で籠めた意図とか解説とか。

 

 ぼくの所に来たお題が【光】で【小宮果穂】でした。

 

 【光】、もしくは【小宮果穂】単体ならよかったんですけど、【光】+【小宮果穂】というのが良くなかった。いや良くなかった、というのもおかしい話ですけれど、マジで決まった時「うわあ、これは大変な事になったな……」と頭を抱えました。

 

 そもそも、小宮果穂はヒーローに憧れてアイドルになった天真爛漫な少女であり、そんな彼女の動画に光なんて真っすぐなテーマが組み合わさったらもう、真っすぐな動画を作るしかないじゃん!と。

 

 
 ぼくそういうの一番苦手なんですよ!!!!

 

 色々頭を悩ませながら、1か月ほど考えて、ふと気付きました。

 

 そう言えば前提として「ハバネロ一門じゃない奴がハバネロ一門ってチームにいたら面白い」から、ぼくが呼ばれているんだし、ハバネロ一門らしい王道の静止画MADを作ったらそれが崩れてしまう。

 

 つまり最初から邪道上等な動画を出すしかないんだし、何も無理にテーマやアイドルをまっすぐに解釈する必要無くないか?と。

 

 そもそもぼくはMVに実写素材とテキスト(テキストアニメーションじゃなく、ポエムとかの方)を組み合わせた動画をメインで作ってるので、MVが存在しないシャニマスの動画を作るのは結構ハードルが高い……いやまあじゃあなんで引き受けたんだって話なんですが、まあ、誘ってもらえて嬉しかったので頑張るか~とかそんな感じの軽いノリでした。双星演舞というイベントの規模を考えたら、そんな軽率に参加するような話では無いのですが……引き受けた当時はそんなのわかんなかったですからね。

 

 

 ちょっと話が逸れちゃった。

 

 

 とにかく、何から何までぼくの好きなように(吹っ切れた)、ただし王道にならないように。でも勝てるものがいい。企画の趣旨的に、続きを見たくなるような感じがベスト……と考えた時、最初に浮かんだのは「映画のCM」みたいな物を作れないか?ということでした。

 

 丁度その頃、ぼくが好きなガンダムの新作映画、「閃光のハサウェイ」のCMやらPVがYoutubeに上がっていて、それを見ながら「閃光のハサウェイのパロSSを果穂主演で書いて、それが映画化された体裁でCMっぽい動画を作ったらどうだろう? 丁度タイトルに【光】って文字もあるしピッタリじゃん」とか1か月くらいこねくり回してました。

 

 結局、「映画のCMって本編があるからこそ興味を惹くのであって、絶対に本編が無い事がわかりきってるのに票入れてもらえるかな……?」という気持ちが湧いてきてしまったのでその案はボツになりました。いま、カボチャ頭の全身タイツ野郎が反省を促すダンスを踊る映像がバズりまくってる辺り、ボツにして正解だったかもなとは思っています。絶対Pに反省を促す果穂BBとか作らないからな。

 

 

 そんな風に色々悩んだ末に、今の動画の形式になった訳ですね。

 

 

 動画のお題として挙げられているのは【光】だけでしたが、最終的に【修学旅行】と【皮肉】とかも要素としてあるなあと思ってます。上で書いた通り、一門らしい王道の静止画MADには絶対しないつもりだったので【アンチハバネロ一門】とかも動画のテーマと言えるかもしれません。


 【光】に関しては冒頭30秒の果穂の語りの通り、『夜闇を照らす光』という形で入れ込まれています。これはぼくが小学生の頃、修学旅行で京都に行った時の思い出が原点になっています。【修学旅行】ってそういう事なんですね。子供が初めて遠出した時のイメージと言いますか。

 

 夜の町を照らす街灯の眩しさ。それが始めて訪れる土地の物なら猶更輝いて見えるものです。でも、12歳の子供は夜の町を出歩く事は出来ません。危ないですから。

 

 消灯時間が過ぎて皆寝静まった後、一人眠れなくて部屋の窓から京都の夜の街並みをぼーっと眺めていた記憶。

 

 

 気付いた方もいましたが、あの実写素材は名古屋の日本ガイシホール周辺の物です。シャニ3rdライブ名古屋公演の場所ですね。

 

 あれはシャニマス初の地方公演だったし(だよね?)、ライブは夜の20時くらいまでやっていました。
 

 果穂も、初めて来た土地の、夜の町を照らす街灯の眩しさをライブが終わった後に目の当たりにしたでしょう。夜の町を探検してみたいと思ったかもしれません。かつてぼくが京都の夜の町を見て、そう思ったように。

 

 冒頭30秒は丁度そこの切り取りとなっています。ああいう風に意味深な所を抜き出せば興味を惹けると思ったんだけどな。まだまだでしたね、見立てが甘いとしか言えない。これは間違いなく反省点。

 

 ここから先は負けて、配信で公開される事の無かった30秒以降の動画の解説です。なので双星演舞の話とかはまとめ以外もうなくて、ただ「こういうイメージで動画を作ったんだよ」という話だけになります。なので興味がないならここでブラウザバックするなり、まとめのところまでスクロールしちゃってください。


 話を戻します。果穂はまだ未成年だから、夜の町を出歩いたりする事は出来ません。だからきっと、夢に見たのだと思います。ここら辺が動画のタイトルの『夢見る夜は終わらない』の由来ですね。

 

【皮肉】の方はなんなのか、と言うとまあ、ぼくは大人になって夜の町を自由に出歩くことが出来るようになったけれど、果穂は永遠に歳を取ることは無いから(高山P、今のところ時間の流れを書くつもりはないです、ってどっかのインタビューで言ってた記憶があります)、夜の町へ出向く事は出来ないのに、こんな動画作るの普通に皮肉以外の何物でもないな……と思っちゃったからですね。【皮肉】をテーマに混ぜ込んでやるぜ~!ってわけじゃなくて、結果的にそうでしかないなって話。
 

 

 使っている曲の名前は『朝が来るまで終わる事のないダンスを』だし、サビシーンで出てくる果穂が踊ってるのも、切り抜きが微妙に甘くてステージが見えちゃってるのも、全部皮肉にしか見えない……作ったのぼくなんですけどね。

 

 それに気付いたのはタイムライン全部埋めて後は細かいエフェクトとかの調整って段階だった。なのでもうあきらめて振り切りました。

 

『朝が来るまで終わる事のないダンスを』のMVでは、夜が明けて朝になって終わるけど、この動画は夜のまま終わるのもそういう意味合いだったりします。

 

 

『夢見る夜は終わらない』のです。永遠に夜は明けないし、果穂は踊り続ける。

 


・まとめ

 

 

 色々あったけど楽しかったな~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 こういう大きな企画に呼ばれた経験が殆ど無いので声をかけてもらって本当にうれしかったです。というか企画に呼ばれた経験がそもそもあんまり無い気がする。普段自分の作ってる動画とか考えたらやむなしなんですけどね。

 

 嬉しすぎてカスみたいなフライヤー作ったら思ったより悪目立ちしてしまって滅茶滅茶恥ずかしい気持ちになったり、双星演舞当日に参加者の通話部屋でずーっと「すげえ!!」とか言いっぱなしになってたり、本当に色んな事があったけど、やっぱ「楽しかった」に纏められると思います。これしかねえわ。

 

 ぼく個人が負けちゃったのは最初に書いたけど、チームとしては勝ちましたしね、ハバネロ一門!よかったよかった。

 

 当日参加者の通話部屋でハバネロさんとお話して知った話ですが、「まあ寺崎さんは変化球投げてくれるだろうな」的な事も考えてぼくにオファーを出したらしいので(確かそんなような事を言っていた……気がする。詳しい文言は忘れちゃったけど)、そういう意味でも変化球はちゃんと投げられたんじゃないかと思います。負けてるんで世話ねえっちゃねえんですけども。 

 

 双星演舞、いい企画でした。参加者贔屓抜きにしても、こんなの規模の大きい愉快な企画はそうそう無いんじゃないでしょうか? 少なくともぼくは知りません。


 これからもこういう企画の時に呼んでもらえたらいいなー、と思ってしまうくらいには満足しているのでした。感想終わり!


 

あとがき『UNICORN』

こんばんは。流石にもう「あけましておめでとうございます」って挨拶するには日にちが経ち過ぎましたね。今年もぼちぼち動画作っていこうと思うのでよろしくお願いします。

 今見返したら去年の瑞希誕の動画の時も同じ文章から書き始めてました。ワンパターンすぎる。
 
瑞希誕のあとがきの記事です。


 

www.nicovideo.jp



 動画の概要欄にも書いたのですが、この動画は、機動戦士ガンダムUCが元ネタというか、発想のスタートラインがガンダムUCなんですね。もっと言うならガンダムUCのテーマの『可能性』を元にした。曲もガンダムUCのOPです。
 ざっくりとした説明はニコニコの記事に任せます。
 

dic.nicovideo.jp


 動画の最初に出てくる詩も、ガンダムUCに出てくる「オルフォイスへのソネット」の改変となっています。
 オルフォイスへのソネット曰く、ユニコーンという獣は可能性によって育まれ力を得る獣……らしいです。ぼくはユニコーンとアイドルを、もっと言うなら瑞希を重ねました。
 アイドルはよく『偶像』と呼ばれます。
 偶像。まあ言ってしまえば、崇拝の対象です。沢山の人たちをそのパフォーマンスで魅了するアイドルは確かに、崇拝されていると言っても過言ではないかもしれません。
 そして崇拝されればされるほど、現実性は薄れ、遠い存在になっていくと思います。
 ぼくはアイドルマスターなんてゲームをやっている癖に、テレビの向こうにいるアイドルの事をどこか現実の人間じゃない何かと思っているフシがある気がします。(だからこそ、現実味を感じさせるアイドルが大好きなんですけれど)
 それこそ、架空の生き物みたいに思ってすらいるかもしれません。ユニコーンみたいな。


 ユニコーンについてはそんな感じとして、じゃあアイドルの可能性ってなんなんだ?と考えた時に、真っ先に浮かんだのが衣装の事でした。
 ミリシタに於いて、新しい衣装を着るとき、そこには新しい曲があって、新しい物語があって、新しい世界があります。
 今とは違うものになれることを可能性と呼ぶのなら、今までなってきた物の結晶である衣装は、可能性の軌跡だと呼ぶことができると思います。
 なのでこの動画は、今まで瑞希が得てきた衣装を眺めて、真壁瑞希はこれからどんな衣装を着て、どんな曲を歌って、どんな物語を紡ぐのかなあ……と思うための動画というわけです。そんなことを思いながらこの動画を見るのはこの世でぼくしかいないかもしれないけど、少なくともぼくはそうやって思いながらこの動画を作っていました。
  動画の説明文の『貴女のこれからを、可能性を、愛します』と言う言葉はそういう意味です。
 瑞希のこれからに思いを馳せながら動画を作るのはとても楽しかったです。次の瑞希にも期待しています。
 この動画を見てくれた人も、そうだったらいいなと思います。
 
 

【#ロキマス】 躍るFLAGSHIP -SyncLonely Remix- に動画をつけましたというお話。

 こんばんは。寺崎Pです。

 今回はロキマスにて、グミサワさんの「躍るFLAGSHIP -SyncLonely Remix-」  に映像をつけたので、それのお話をしようと思います。

 

www.nicovideo.jp

 


 グミサワさんも解説の記事を書かれているので、そちらも参考していただければ幸いです。

gumisawap.blog.fc2.com


 まず最初に。 〆切に間に合わなくて本当に申し訳ございませんでした(リアル仕事のアレを計算してなかった)(大馬鹿)(グミサワさんにお願いして〆切を5日くらい伸ばしてもらった)

 謝罪はそこまでにして。グミサワさんのアレンジに動画をつけるにあたって、頂いた企画書に3つの入れてほしい要素のお話がありました。逆に言えばそれ以外は自由。

・1「多分、そんな淡い夢だった」という言葉を最後に入れること。

・2原曲と参考にした曲の歌詞をなぞること(ミフメイさんのロンリーという曲らしい。其処
らへんの話はグミサワさんのブログの方が詳しいかと思います)

・3歌詞は入れても入れなくてもいいけど、文字が多いと嬉しい。

 この3つですね。アレンジ自体のテーマである「シンクロしない思いとシンクロする恋」と、2で名前の挙がっているロンリーという曲のテーマである「誰かの青春を掬って青写真みたいなものにしたら、どんな音楽が出来るだろうとずっと思っていたものを形にしました」も考えながら作ったので、実質5つかな?

 使ってるMVがどうとか、そういう事に特に拘りはないので話せる事は特にないのですが……入れてほしい要素以外は好きにしてよさげだったので、かなりフィーリングで作っていました。「青春ってつまり過去の事で、過去の事であるが故にどんどんカタチがぼやけていくけれど、でも、思い出補正って言葉がある通り、凄く鮮やかに見えるんだよな……」ということで、輪郭をぼやけさせつつ鮮やかな色合いを作ろうと思いながらエフェクト乗せたくらいです。

 テーマ1の、「多分、そんな淡い夢だった」という言葉を入れてほしい、というのが個人的に曲者でした。3のテーマでも文字を入れてくれ、と指定されてはいるんですが、ぼくは動画に文字を入れるのがそこまで得意ではなかったからです。

 文字というものを動画に出すと、どうしても文字を読むことに集中してしまうと思っていて、当然、文字を読むことに集中してしまうとそれ以外が―――アレンジへの意識が疎かになってしまうと思うからです。文字を使うのが上手い人はそれでも上手に入れるんでしょうけれど、ぼくの技量では難しかったのです。

 なので、文字とか歌詞をバシバシ出そうとかは考えていませんでした。なので歌詞はほぼ右に、一定の大きさで表示されています。歌詞はまあ、耳で聞いている情報ですし読み飛ばしちゃっても支障がないだろうから、目立たなくてもいいかという。途中一回だけ表示の仕方を変えたのは、アレンジの曲調が落ち着いているところだったので、そこだけは、と。

 テーマ1の話に戻りますが、「多分、そんな淡い夢だった」という言葉は、踊るFLAGSHIPの中には無い(ロンリーの歌詞の引用)ので、これを唐突に差し込むと浮いてしまうし、さあどうしようかな、仕方ねえポエム書くか!ということでイントロにポエムを差し込みました。最初は実写の所全部(二番の始まる前と、アウトロのところ)でもポエムっぽいのを書いて、物語っぽい感じにしようかと思ったんですが、上でも書いた通り、文字が多すぎるとそれがメインになってしまいかねないので、イントロだけにポエムを入れる事になりました。……ちなみに余談ですけれど、グミサワさんとのコラボ1作目 

https://www.nicovideo.jp/watch/sm34404393

 でも文章を書いていました。そっちはホラーでしたが。

まあ大体、そんなことを考えて作ったよ、という話でした。楽しかったですし、誇らしかったです。担当の曲のアレンジというのもそうだし、一度ご一緒させていただいた方に再び依頼していただけるというのは、本当に嬉しいものですね。これからも色々作れるように、頼んでもらえるように、頑張って行こうと思います。