漢数寺

動画の解説とか書きます

【#ロキマス】 躍るFLAGSHIP -SyncLonely Remix- に動画をつけましたというお話。

 こんばんは。寺崎Pです。

 今回はロキマスにて、グミサワさんの「躍るFLAGSHIP -SyncLonely Remix-」  に映像をつけたので、それのお話をしようと思います。

 

www.nicovideo.jp

 


 グミサワさんも解説の記事を書かれているので、そちらも参考していただければ幸いです。

gumisawap.blog.fc2.com


 まず最初に。 〆切に間に合わなくて本当に申し訳ございませんでした(リアル仕事のアレを計算してなかった)(大馬鹿)(グミサワさんにお願いして〆切を5日くらい伸ばしてもらった)

 謝罪はそこまでにして。グミサワさんのアレンジに動画をつけるにあたって、頂いた企画書に3つの入れてほしい要素のお話がありました。逆に言えばそれ以外は自由。

・1「多分、そんな淡い夢だった」という言葉を最後に入れること。

・2原曲と参考にした曲の歌詞をなぞること(ミフメイさんのロンリーという曲らしい。其処
らへんの話はグミサワさんのブログの方が詳しいかと思います)

・3歌詞は入れても入れなくてもいいけど、文字が多いと嬉しい。

 この3つですね。アレンジ自体のテーマである「シンクロしない思いとシンクロする恋」と、2で名前の挙がっているロンリーという曲のテーマである「誰かの青春を掬って青写真みたいなものにしたら、どんな音楽が出来るだろうとずっと思っていたものを形にしました」も考えながら作ったので、実質5つかな?

 使ってるMVがどうとか、そういう事に特に拘りはないので話せる事は特にないのですが……入れてほしい要素以外は好きにしてよさげだったので、かなりフィーリングで作っていました。「青春ってつまり過去の事で、過去の事であるが故にどんどんカタチがぼやけていくけれど、でも、思い出補正って言葉がある通り、凄く鮮やかに見えるんだよな……」ということで、輪郭をぼやけさせつつ鮮やかな色合いを作ろうと思いながらエフェクト乗せたくらいです。

 テーマ1の、「多分、そんな淡い夢だった」という言葉を入れてほしい、というのが個人的に曲者でした。3のテーマでも文字を入れてくれ、と指定されてはいるんですが、ぼくは動画に文字を入れるのがそこまで得意ではなかったからです。

 文字というものを動画に出すと、どうしても文字を読むことに集中してしまうと思っていて、当然、文字を読むことに集中してしまうとそれ以外が―――アレンジへの意識が疎かになってしまうと思うからです。文字を使うのが上手い人はそれでも上手に入れるんでしょうけれど、ぼくの技量では難しかったのです。

 なので、文字とか歌詞をバシバシ出そうとかは考えていませんでした。なので歌詞はほぼ右に、一定の大きさで表示されています。歌詞はまあ、耳で聞いている情報ですし読み飛ばしちゃっても支障がないだろうから、目立たなくてもいいかという。途中一回だけ表示の仕方を変えたのは、アレンジの曲調が落ち着いているところだったので、そこだけは、と。

 テーマ1の話に戻りますが、「多分、そんな淡い夢だった」という言葉は、踊るFLAGSHIPの中には無い(ロンリーの歌詞の引用)ので、これを唐突に差し込むと浮いてしまうし、さあどうしようかな、仕方ねえポエム書くか!ということでイントロにポエムを差し込みました。最初は実写の所全部(二番の始まる前と、アウトロのところ)でもポエムっぽいのを書いて、物語っぽい感じにしようかと思ったんですが、上でも書いた通り、文字が多すぎるとそれがメインになってしまいかねないので、イントロだけにポエムを入れる事になりました。……ちなみに余談ですけれど、グミサワさんとのコラボ1作目 

https://www.nicovideo.jp/watch/sm34404393

 でも文章を書いていました。そっちはホラーでしたが。

まあ大体、そんなことを考えて作ったよ、という話でした。楽しかったですし、誇らしかったです。担当の曲のアレンジというのもそうだし、一度ご一緒させていただいた方に再び依頼していただけるというのは、本当に嬉しいものですね。これからも色々作れるように、頼んでもらえるように、頑張って行こうと思います。